auひかりのマンションタイプの速度は本当に遅いのか

2018年10月12日


■ 配線がVDSL方式だと遅くなる

auひかりは最大1Gbpsの高速インターネットを体験することができます。
時間帯によって遅くなるという話を聞きますが、特にマンションに住んでいると回線速度が遅くなるケースが目立っています。
なぜ、マンションは回線速度が遅くなってしまうのでしょうか。
auひかりのマンションタイプで速度が遅くなる原因は建物の配線にVDSL方式を採用したプランを使用していることが挙げられます。

VDSL方式とは電話回線を使用して建物内の配線を行っている配線方式のひとつです。
光回線の基地局から建物の共有スペースまでは光回線が敷設されていますが、共有スペースから各部屋までは既存の電話線を使用してインターネットに接続します。
電話線のノイズの影響を受けてしまうため、回線速度は下りが最大100Mbps、上りが最大35Mbpsまで落ち込んでしまいます。
そのため、1Gbpsの高速インターネットは実現されません。
また、建物の種類により、下り70Mbps、上り30Mbpsまでしか回線速度が出ないといった場合もあります。

 

auひかりのマンションタイプにおいては、VSDL方式のプランVの加入者が最も多いとされています。
マンションに住んでいる方がインターネットの速度が遅いと感じるのはそのためです。
これはauひかり特有の問題と感じないほうが良いでしょう。
他社の光回線のマンションタイプもVSDL方式が採用されたプランだと同様に回線速度が遅くなります。

■ 最大1Gbpsのプランも存在する

auひかりのマンションタイプであれば、すべてのプランで回線速度が遅くなるということではありません。
数は少ないですが、建物の配線に光ファイバー方式が採用されているプランであれば、最大1Gbpsの高速インターネットが実現します。
光ファイバー方式は光回線の基地局からマンションの各部屋まですべて、光回線が通っている配線方式です。
インターネット接続にすべて光回線を利用しているため、VDSL方式と違い、速度が想像以上に遅くなることはありません。

 

auひかりのマンションタイプではイーサ方式が採用されているプランがありますが、回線速度は上り下りともに最大100Mbpsまでしか出ません。
イーサ方式は棟内LANを使用して建物の配線を行っている配線方式です。
光回線の基地局から建物の共有スペースまで引き込まれている点はVDSL方式と同じです。
ただ、共有スペースから各部屋までの配線はLANを使用しているので、VDSL方式よりもノイズの影響を受ける心配がありません。
よって、安定した速度でインターネットが使用できます。

 

マンションの光回線はVDSL方式、イーサ方式、光ファイバー方式といった3種類の配線方式が採用されています。
最も多いタイプがVDSL方式です。
マンションの既存の電話回線を利用し、インターネット接続を行うため、工事の手間を必要としないからだといえるでしょう。
光ファイバー方式やイーサ方式を採用しているマンションもありますが、数は限られています。

■ VDSL方式で回線速度を速くする方法

VSDL方式の下り100Mbps、上り35Mbpsという回線速度は最大回線速度です。
いつも、この回線速度でインターネットを使用できるという保証はありません。
夜や週末などはインターネットを使用する人が増加するため、回線が混雑します。
状況が酷いときは10Mbps以下に落ち込むことがあります。

 

動画視聴に最適な回線速度は20~30Mbpsといわれていますし、オンラインゲームを行う場合は50~100Mbpsの実効速度が必要です。
実効速度が10Mbps前後であれば、ネットサーフィンを行う分には問題ありません。
ただ、動画視聴やオンラインゲームを楽しむには快適な回線速度とはいえません。
画面が動かない、途中で画面が途切れてしまうといったことも多くなってしまうでしょう。
インターネットの動きが遅いと感じたときはルータやゲートウェイを再起動してみることが大切です。

 

これらの機器の調子が悪いと回線速度に影響を及ぼします。
一度再起動すると、リセットされ、おかしくなっていた動作が正常になり、通信速度が速くなる場合があります。
ルータやホームゲートウェイを再起動しても速度が遅い場合は、ルータのスペックやLANケーブルを見直してみると良いでしょう。

マンションでもホームタイプになる可能性がある

部屋の数が少ない小規模のマンションやアパートだとマンションタイプの配線方式が採用されていないことがあります。
集合住宅であるのに、マンションタイプのプランで契約が結べない場合、どうしたら良いのか悩んでしまいます。

 

3階以下の建物であれば、マンションやアパートに住んでいたとしても、ホームタイプで契約を結べる場合があります。
KDDIに相談する必要があるでしょう。
住んでいるマンションがホームタイプで契約が結べる場合、申し込みを行う前にマンションやアパートの管理会社や大家にauひかりの回線工事を行っても良いか確認しましょう。

 

なぜなら、ホームタイプでは回線開通工事の際に壁に穴を開けたり、装置を付けたりすることがあるからです。
壁に勝手に穴を開けると、退去時に管理会社や大家から高額な修理費を請求されてしまいます。
余分な出費を防ぐためにマンションでホームタイプの契約を行う前は、必ず、管理会社や大家に確認してから申し込むようにしましょう。

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